新居浜工業日記

カテゴリ:普通科活動

調理実習「家庭基礎」

 2月12日(水)に調理実習【環境化学科2年】を行いました。今回は「シュークリーム」を作りました。
 各班3人組で協力し、ほとんどの班がしっかり膨らんでおいしく完成していました。2学期の終わりにはロールケーキを作り、洋菓子作りを楽しんで行いました。実習をきっかけに調理に親しみを持ち、家庭でも取り組んでもらえたらと思います。※写真は生徒の作品です。

「科学と人間生活」甘酒づくり

 環境化学科1年生「科学と人間生活」での甘酒づくりの実験の様子です。
 「炭水化物」の単元では、多糖であるデンプンが、体内で消化酵素アミラーゼによってマルトースやグルコースに加水分解されることを学びました。また、「食品と微生物」の単元では、古くから発酵食品製造に大きく微生物が関与していることを学んでいく予定となっています。この二つの単元を実験によって体験できるものの一つが「甘酒づくり」なのです。作業手順は次のとおりです。
 ①もち米を研いで洗い、1時間以上吸水させてから2カップの水でおかゆをつくります。ふつうのお米(うるち米)でも可能ですが、もち米の方がより甘くなります。これは、もち米のでんぷんの方が、酵素により分解されやすいからです。
 ②もち米が炊飯できたら、カップ1の熱湯を加え、混ぜながらあら熱をとり、約70℃まで冷まします。もち米が70℃まで冷めたら、班ごとに取り分けて、米こうじを混ぜ込みます。米こうじ付着しているコウジカビがつくるアミラーゼで加水分解(糖化)してマルトースやグルコースに還元させていきます。
 ③実験室の定温乾燥器に入れて、温度を60℃に10時間程度保ちます。(ここで1日目の仕込みが終了)
 ④翌日の授業で、仕込み前の状態と「色」「香り」「味」について比較して記録しました。
 新年に初詣へ行ったり、3月の雛祭りでは、甘酒が振る舞われたりすることがあります。寒いときに、たき火を囲みながら、ポッと暖まる甘みのある甘酒をいただくと、身体の中から活力が湧いてきますね。別名「飲む点滴」とも言われています。ここで(理科とは関係なく)クイ~ズ。「【甘酒】は、いつ(春・夏・秋・冬)の季語でしょうか?」。正解は、各クラスの国語担当の先生に聞いてみてください!

「科学と人間生活」オオカナダモの観察

 情報電子科1年生「科学と人間生活」での顕微鏡を用いた観察実習の様子です。
 この実習は、1年生全クラスが実施しているものです。まず、オオカナダモ(ペットショップ等で、「アナカリス」という名前で、金魚やメダカの水草として販売されている)の若い葉を茎から1枚ピンセットでとり、スライドガラスにのせ、ピペットで水を1~2滴かけ、カバーガラスをかけてプレパラートを製作します。そのあと検鏡し、細胞壁や葉緑体などをスケッチしました。この実習で、顕微鏡の操作方法を習得するとともに、スケッチの方法を身につけ、植物細胞の基本構造を理解しました。また、葉緑体が細胞内で動くように見える「原形質流動」という現象を見ることができた班もありました。

「物理基礎」3年生最後の授業

 電気科3年生「物理基礎」最後の授業の様子です。日頃、定理や公式を使ってムズカシ計算ばかりさせてきたお詫びに、「最後くらいは想い出を!」ということで「静電気に関する実験大会」を催しました。まずは、「静電気クラゲ」を空中に浮かせました。この日は快晴で空気が乾燥しており、いつも以上に静電気が発生し、うまく浮かび上がりました。続いて「バンデグラフ起電機」を使った実験を行いました。1万V以上の静電気を発生させることができる装置です。これを両手で触ったまま起動させると、頭に被った帽子の先から、細長いテープが立ち上がり、元生徒会長に静電気がたまった様子を観察することができました。最後に、この装置で発生させた静電気を「ライデン瓶」にためたあと、一気に開放させることで、手をつないで輪になった約20名の生徒をビリビリさせました。「さすが電気科。電気に関する知識豊富なプロ集団!」と思わせる時間でした。

【理科】ブタの眼球解剖実習

 1年生「科学と人間生活」の単元「ヒトの視覚と光」で、全生徒が一人一つずつ、ブタの眼球(ヒトの眼球と大きさ・構造がほぼ同じ)を解剖する実習を行っています。まず解剖前に全体を観察します。瞼・瞬膜、視神経などが見られます。次に、眼球周りの脂肪や筋肉を解剖ばさみを使って除去し、眼球本体周りを観察できるようにします。そのあと、内部観察のため、眼球を前後に2分割するのですが、これがなかなか硬くて難しいのです。「ブタの眼ってこんなに丈夫なのか!(ヒトの眼も同じく…。)」と感じます。無事、分割できたら内部を観察します。前半球には水晶体や毛様体などが、後半球には網膜や脈絡膜などが見られます。新鮮な眼球のため、濁りが少なく綺麗でした。最後に、前半球から水晶体を取り出し、シャーレ(ペトリ皿)に乗せ新聞紙面上に置くと、水晶体がレンズの役割を果たすことで文字が拡大されて見えます。私たちの知識を深めるために、犠牲になってくれたブタさん。私たちは、感謝の気持ちを忘れてはいません。ありがとう!

おもしろ周期表2019結果発表【理科】

 夏季休業中に、1年生「科学と人間生活」の課題であった「おもしろ周期表」の中から、優秀作品を新工祭にて展示し、来場者に投票してもらいました。今年は、メンデレーエフが周期律を発見してから150年目の記念総選挙でした!
 その結果、全10作品中、機械科・池田凛さんの作品が32%の得票率で1位に選ばれました。 池田さんにインタビューしたところ「水素原子の質量を1として、他の原子の相対質量を、単に数値では面白くないと思い、木材の高さで表現してみました。さらに、元素の分類を色で表現してみました。」と語ってくれました。 環境化学科の先生からも、「これは素晴らしい」というお墨付きもいただいております。