令和3年度新工日記

校内点描18(石碑「校地拡張記念樹」)

2021年9月28日 06時00分
諸活動、その他

 体育館北側の自転車置場の間に、1957(昭和32)年10月建立の「校地拡張記念樹」の石碑があります。

 本校OBの先生の話によると、もとは校内の別の場所にあったものを、記念樹の松とともに今の場所に移したとのこと。石碑周りの石囲いはさらにその後造られたそうで、同所にはアオノリュウゼツランが大きく成長しています(ただし、2018(平成30)年7月に開花して、現在は枯死)。

 なお、この石碑が示す校地拡張工事は、1955(昭和30)年3月から始まり、1958(昭和33)年5月に完成したもので、現在の運動場(プール・弓道場の周辺を除く)や体育館、武道場の敷地となる3,236坪(約10,700㎡)が新たに本校の校地に加わりました。

 下の左から3番目の写真は校地拡張前(昭和29年)の航空写真で、当時の運動場は校地の東側にあり、現在の運動場・体育館等の地には水田が広がっていたことがわかります。