お蚕日記シーズンⅡの②(環境化学部)
2022年2月7日 13時00分蒸した桑の枝は、面白いほど皮が剥きやすくなっています。ただ熱いのですが・・・。
剥き終われば、草かき等で外皮をかき取ります。きれいなった靭皮をソーダ灰溶液(適当な濃度の炭酸ナトリウム水溶液でアルカリ性を示す)でしばらく煮ていきます。靭皮の組成は、セルロースという食物繊維とそれを接着するペクチンなどのヘミセルロース類が主成分です。アルカリで煮ると、ヘミセルロースが壊れ、食物繊維が残ります。
さて、何ができるのかわかりますか?
※本日は午前中に、「お蚕日記シーズンⅡの①(環境化学部)」の記事も掲載しています。